体の悩みはどこに行けばいい?整体院・整骨院・病院の違い

2025.12.05

こんにちは!
東京都多摩市にある整体院【JITANBODY整体院 多摩センター】の合原大樹です。

体に痛みや不調が出たとき、「まずどこに行けばいいの?」と悩む方は多いです。
そして、選ぶ場所を間違えてしまうと、回復まで遠回りになることもあります。

そこで今回は、整体院・整骨院・病院の違いを分かりやすく解説し、どのタイミングでどこを受診すべきかをお伝えします。

            

 

■まずはそれぞれの特徴を知ることから

●整体院

整体院は、体のゆがみ・筋肉のバランス・姿勢・動作の改善を目的にしています。
そのため、薬や注射は使わず、体の使い方を整えることで痛みを改善していきます。

たとえば、
慢性腰痛
肩こり
猫背姿勢
体のゆがみ
疲労からくる不調
こういった症状に強いのが整体院です。

また、原因を細かく分析し、根本から改善することに特化しているのが特徴です。
「痛みを繰り返したくない」という方に向いています。

●整骨院(接骨院)

一方で整骨院は、柔道整復師という国家資格を持つ施術者がいる施設です。
そして、保険が適応されるのは「急なケガ」に限られます。

たとえば、
捻挫
打撲
肉離れ
ぎっくり腰(急性の痛み)
こういったケガに対して、電気治療や固定などを行います。

ただし、慢性腰痛や肩こりは原則保険の対象外です。
ここは誤解が多いポイントなので、知っておくと安心です。

●病院(整形外科)

病院は、レントゲン・MRI・薬・注射・手術など、医学的な検査と治療ができます。
明らかに強い痛みがある場合や、骨・神経の問題が疑われるときには必要な施設です。

たとえば、
骨折の疑い
しびれが強い
歩けないほどの痛み
内科的な問題が疑われる
交通事故
こういったケースは病院が優先です。

ただし、病院は「痛みを抑える治療」が中心で、「体の使い方」までは見てもらえないことが多いのも特徴です。

 

■では、どの症状ならどこに行くべき?

ここからが一番知りたい部分ですよね。
そこで、症状別にわかりやすく整理してみます。

●①急に強い痛みが出た場合
まずは整形外科(病院)へ

理由は、骨折・ヘルニア・感染症など、重大な問題を除外する必要があるからです。
病院で問題がないことを確認したうえで、整体で体の使い方を改善していくのが最短ルートです。

●②捻挫・打撲・肉離れなどのケガ
整骨院が適切

整骨院は、ケガへの応急処置・固定・保険対応が可能だからです。
症状が落ち着いたら、整体で再発予防に移行すると効果的です。

●③慢性的な肩こり・腰痛・姿勢のゆがみ
整体院が最も適している

なぜなら、薬や電気だけでは「姿勢」「筋肉の使い方」「生活習慣」の改善ができないためです。
さらに、慢性症状は”痛みの原因が別の場所にある”ことも多いため、全身のバランスを整える整体が効果を発揮します。

●④しびれ・熱・内臓の不調がある
まずは病院で検査

整体で改善するしびれもありますが、内科的な問題の場合もあるので、最初に医療機関で確認をすることが大切です。

 

■最後に:迷ったら相談してください

「整体か整骨院か病院、どれが正しいの?」
そんなときに大切なのは、今の症状が”急性”か”慢性”かを見分けることです。

とはいえ、判断が難しいケースもあります。
そのため、当院では来院時に状態を見極め、必要であれば整形外科への受診をお伝えすることもあります。

「まずどこへ行くべきかわからない」
「この痛みは整体で見てもらえる?」

そんなときは、どうぞ遠慮なくご相談ください。
あなたに必要な”最適な選択”を一緒に見つけていきます。