痛みが出たときは”冷やすべき?””温めるべき?”整体的な正しい判断基準とは
こんにちは!
東京都多摩市にある整体院【JITANBODY整体院 多摩センター】の合原大樹です。
痛みが出たとき、「冷やしたほうがいいのか?」「それとも温めるべきか?」と悩む方は非常に多いです。
そして、実際には”逆のケア”をしてしまい、痛みを長引かせてしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、整体的な視点から正しい判断基準をしっかりお伝えしていきます。

■まず、冷やすべきケースとは?
結論からいえば、「痛みが出た直後」「炎症が強いとき」は冷やすのが正解です。
なぜなら、炎症は熱がこもることで悪化しやすいからです。
たとえば、
✔ぎっくり腰
✔寝違え
✔足首の捻挫
✔ぶつけて腫れている
✔動かすとズキッと鋭い痛み
こういった症状は、まさに冷やすべき典型例です。
さらに、
・患部が熱い
・腫れがある
・痛みが急激に出た
こうした状態が揃うほど、冷却が必要になります。
炎症=体の修復作業中ですが、熱がこもることで痛みが強くなります。
そのため、「アイシング(10~15分)」で熱を下げることが効果的なのです。
また、冷やすことで
→血管が収縮
→炎症が広がりにくくなる
→痛みが落ち着きやすくなる
といったメリットも生まれます。
一方で、痛みが強いときに「温めたほうが良さそう」と思ってしまう方もいます。
しかし、これは症状を悪化させてしまう原因になるので注意が必要です。
■逆に、温めるべきケースとは?
反対に、「慢性的な痛み」や「筋肉のこり」が中心の場合は温めるのが正解です。
なぜなら、筋肉の硬さは血流不足によって起きていることが多いためです。
たとえば、
✔慢性肩こり
✔腰の重だるさ
✔長時間同じ姿勢の疲れ
✔運動不足で体がガチガチ
✔冷えると痛む
こういった症状は”温めるべき”タイプです。
なぜなら、温めることで
→血流が良くなる
→筋肉がゆるむ
→神経の緊張が減る
といった良い反応が起こるからです。
とくに、体が冷えやすい方は痛みが出やすくなるため、
「お風呂にゆっくり入る」「蒸しタオルを当てる」などのケアが効果的です。
■しかし、よくある間違いとは?
多くの方がやってしまう最大の間違いは、
炎症があるのに温めてしまうことです。
たとえばぎっくり腰。
実際、「痛いからお風呂で温めたら悪化した…」という方が非常に多いのです。
これは、炎症がある状態で温めると
→熱がこもる
→血流が増えすぎる
→痛みがさらに強くなる
という悪循環が起きてしまうからです。
つまり、急性の痛みには”冷やす”、慢性の痛みには”温める”という原則が大切なのです。
■冷やす?温める?迷ったらこう考える
◎痛みが急に出た→冷やす
◎痛みが慢性化している→温める
◎腫れている・熱い→冷やす
◎硬い・重い・冷えると悪化→温める
たったこれだけで正しい判断ができます。
とはいえ、「自分で判断できない」という方も多いので、
迷ったときはいつでも相談してください。
■まとめ
痛みが出たときの対処は、たった1つの判断で良くも悪くも変わります。
だからこそ、自己判断で逆のケアをしてしまう前に、ぜひ当院にご相談ください。
「これは冷やすべき?温めるべき?」
「今の痛みの原因を知りたい」
「自分に合ったケア方法が知りたい」
そんな不安がある方は、ぜひ一度ご相談ください。
正しいケアで、痛みの出にくい体を一緒に作っていきましょう。
