寒くなると体が痛い…？寒さが引き起こす身体の不調と整体でのケア

2025.11.03

こんにちは！
東京都多摩市にある整体院【JITANBODY整体院多摩センター】の合原大樹です。

朝晩の冷え込みが強くなると、「肩こりがつらい」「腰が重い」「体が動かしにくい」など、体の不調を感じる方が一気に増えます。
夏の間は調子が良かったのに、寒くなってから体がガチガチに固まってしまった…。そんな経験はありませんか？

実は、寒さは体にさまざまな影響を与えています。
今回は、寒さで起こる身体の不調と、その原因、そして整体でできるケアについてお話しします。

■寒さで起こりやすい身体の不調とは

気温が下がると、体は自然と「守りの姿勢」になります。
体温を逃さないように筋肉が縮こまり、血管も収縮します。すると血流が悪くなり、酸素や栄養が体のすみずみに届きにくくなります。

その結果、次のような不調が起こりやすくなります。

・肩こり・首こりの悪化

・腰痛や坐骨神経痛の再発

・膝や股関節などの関節痛

・冷え・むくみ

・自律神経の乱れ（不眠、だるさ、頭痛など）

特にデスクワークの方は、体を動かす機会が少ないため、寒さの影響を強く受けます。気づかないうちに筋肉が硬くなり、関節の動きも悪くなってしまうのです。

原因はいくつかありますが、代表的なのは次の3つです。

①血流の低下
寒さで血流が収縮すると、筋肉への血流が悪くなります。
血流が滞ると、老廃物がたまりやすくなり、こりや痛みを引き起こします。

②筋肉の緊張
冷えを感じると、体は熱を逃がさないように自然と筋肉を縮めます。
これが続くと、筋肉が硬くなり、関節の動きが制限されます。

③自律神経の乱れ
寒い季節は、交感神経が優位になりやすいです。
常に体が緊張状態となり、眠りが浅くなったり、疲れが抜けにくくなったりします。

このように、寒さは筋肉・関節・自律神経のすべてに影響を与えるため、「なんとなくだるい」「調子が出ない」という人が増えるのです。

整体では、寒さで硬くなった筋肉をゆるめ、血流を促すことで不調の改善を目指します。
体の歪みを整えることで、関節の動きもスムーズになり、代謝アップにもつながります。

特におすすめなのは、次のようなアプローチです。

・首・肩・背中の筋肉をやさしく緩め、血流を改善する

・骨盤や背骨の歪みを整えて、体全体のバランスを取り戻す

・呼吸を深める整体で、自律神経を安定させる

また、整体を受けることで「自分の体の癖」や「硬くなりやすい部分」が分かります。
これを知っておくと、日常生活でも予防がしやすくなります。

整体とあわせて、自宅でもできる簡単なケアを取り入れると効果的です。

①温める
冷えを感じる部分を温めるだけでも、血流が改善されます。
特に首の後ろや腰、お腹をホットタオルなどで温めるのがおすすめです。

②朝のストレッチ
朝起きたときに体がこわばっていると、そのまま1日中、筋肉が硬いままになります。
肩を回したり、背伸びをするだけでもOKです。ゆっくり呼吸しながら体を動かしましょう。

③入浴習慣をつける
シャワーだけで済ませる人も多いですが、できれば湯船に浸かりましょう。
ぬるめのお湯（38～40℃）に10分ほど入るだけで、体の芯から温まります。

寒さは体を冷やすだけでなく、血流・筋肉・自律神経にも影響を与えます。
「冬になると体が重い」「痛みが出やすい」という方は、早めのケアが大切です。

整体で体のバランスを整え、血流を促すことで、冷えに負けない体づくりができます。
寒い季節こそ、自分の体をいたわるチャンスです。

「最近、体が固まっている気がする」「朝がつらい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
一緒に”冬を快適に過ごせる体”をつくっていきましょう。